家づくりで妥協しては、絶対ダメなポイント
新築住宅を作る時に、何も考えずに作ってしまうと失敗します。妥協してしまったがために、住宅性能が著しく落ちて長持ちしないというトラブルもあるため注意が必要です。妥協してしまうと後からトラブルが起こり、早期リフォームをしないといけないケースもあります。そうなると余計にメンテナンス費用がかかってしまうことになります。また、建て替えのリスクも発生するため、余計な費用を支払わないようにどの部分を妥協してはいけないのか知っておきましょう。
まず耐震性能が十分あるローコスト住宅を選ぶことが大事です。耐震性能が悪いと地震によりすぐに倒壊してしまいます。そこで、各工務店が行っている地震対策を確認しておきます。例えばオリジナルの建具を使って建築しているのか、どのような工法を使用しているのかチェックしましょう。他にも耐震等級はどれくらいあるのかも調べておくと安全です。
家が倒壊すれば建て替えをしないといけないため、余計な費用がかかります。しかも住宅は安い買い物ではないため、負担が大きすぎます。次に妥協してはいけないのが断熱性です。断熱性が悪いと冬は寒く夏は蒸し暑くなってしまうため、水道光熱費が非常にかかってしまいます。断熱性が優れたローコスト住宅なら夏は涼しく冬は暖かいため、冷暖房を使う機会も減り水道光熱費を削減できます。
なお住宅の断熱性能の指標となるものの1つに、UA値というものが設定されているので知っておくと良いです。UA値が小さいほど断熱性能の高い住宅と言われています。ローコスト住宅に使われている断熱材は大手と同くらい良いものが使われているケースがあります。そのため、値段に対してそこまで悪くはありません。しかし、それぞれの商品によって熱伝導率は違うため、調べておくのが安心です。
住宅の外壁は時間経過により劣化します。劣化具合は外壁材などに大きく関係するので注意が必要です。質の悪い外壁材を使っているとリフォームの頻度も上がり、メンテナンス費用もたくさんかかります。劣化しやすいものは購入してから短期間で見た目も悪くなりやすくなるので注意しておきましょう。家づくりをするときに外壁を選ぶのなら、高機能なものにしておくと後々不満も出てきません。
例えば金属系のサイディングを選ぶのが安心です。金属系のサイディングは断熱性能が高い、強度が高く軽量で地震に強いとメリットが多いです。また施工を行いやすく、ローコストな家づくりにおいて使い勝手が優れています。デザインが限られているため、ここは不満が出るところですが、総合的に見るとおすすめです。

